「人間は自分で選んだ禍を背負う」

（ピタゴラス BC570頃〜ギリシャの哲学者数学者）

自分で選ぶとは、自己責任で禍いは自分で始末しなさいとも聞こえる言葉です。

誰かのせいにすれば一時的には楽になることもあります。

しかし、誰かのせいにして楽になったところで、結局いつまでたっても問題は解決しません。

繰り返してしまうのです。

先ずは「自分に責任があることを認める。」と決める。

そうすると今度は、あまりにもその事実が苦しくて、あのときに戻って出来ることならやり直したい。

しかし、現実は戻れない。

この葛藤に悩ませれることもあると思います。

実はこの葛藤があるということは、自分に責任があると認めていないのです。

認めたくないから「やり直したい」や「過去に戻りたい」と現実逃避をするのです。

認めていないからむやみやたらに自分を責め続けるのです。

実際に自分で何かをしたわけではなくとも、それを選んだのは自分なのです。

自分の方が悪くなくてもその現象を招いたのは自分なのです。

次は「どうすればそうならないか」、「違う結果になるか」をキチンと考え、今までの行動から具体的に変えることが「自分の責任を認める」ということになるです。

「あいつのせいだ」、「こいつのせいだ」と他者の責任にしても何も変わりません。

これでは永遠に不愉快なまま、そして、誰かを悪者にして生き続けるのも苦痛なのもです。

無意識とはいえ、自分で選んだ人生ですから十字架背負うような内容であったとしても、それはそれで引き受けていかなければいけない。

過去は取り戻せなくても未来は自分で作れます。

だから、二度と同じことを起こさないために、二度と同じ想いをしないために自分を変えるのです。

禍も、幸運もすべて自分の考え方、行動の結果なのです。

自分に起こるすべての事象は、自分が選んだ結果であり必然なのです。

禍も経験なのです。

長い人生の中では大したことのない出来事です。

幸運を呼びたければ、幸運になる行動をすることです。

幸運になる行動とは、世の中の役に立つことをすることなのです。

今日もお客様を通じて世の中の役に立たせていただきましょう。

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