「頭をもたげよ、而(しこう)して視よ、而(しこう)して求めよ」

（北村透谷 1868〜1894 明治期の詩人 評論家）

「頭をもたげよ」は、頭を上げよ、頭を上げなさい。

「もたげる」とは「持ち上げる」とか「起こす」という意味の言葉。

「而して視よ」の読み方は「而（しこう）して視（み）よ」。

「而して」とは「そうして」とか「そして」という意味の接続詞なので、「而して視よ」は「そうして見なさい」。

「而して求めよ」は「そうして求めなさい」ですので、現代語にすると「頭を上げよ、そして見よ、そして求めよ」

明治時代、腐敗した政治に対して民衆に自由民権運動をうながすような意味ですが、今の時代にも当てはまると思います。

足元だけをみるのではなく、世の中を広く見て、あかるい未来に向かって進もうという事になるのだと私は思います。

今、世の中が大きく変わろうとしています。

変化しないものは、淘汰されるのが世の習いです。

どう変化するのか・・・。

一番大切なことは世の中の役に立てるよう変化することです。

今日も、みんなの役に立てるよう変化する一日にしていきましょう。

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