「忍耐は仕事を支えるところの一種の資本である」

（バルザック 1799〜1850 フランスの小説家）

『忍耐』とは、こらえること、たえしのぶこと、苦しさ、辛さ、怒りなどをこらえること、我慢、辛抱すること・・・。

忍耐というと、ただただ我慢だ辛抱だというネガティブ方面な方に引っ張られそうですね。

しかし、この名言はただの精神論・根性論の話ではないのです。

一種の資本と言っているのは、仕事を支えるためのもととなる大切な一つの要素だということです。

あくまで一つの要素にすぎません。

そして、我慢しすぎてストレスを溜めてしまうと仕事にとっても人生にとってもマイナスとなります。

あぁいやだ・・・とすぐに逃げ出してしまえば仕事になりません。

出来なかった・・・と1回でやめてしまっては出来るようになりません。

あぁ疲れた・・・とすぐにやめてしまえばトレーニングになりません。

だからこそ、仕事を維持するため、出来ないことを出来るようにするため、人が成長していくためにはある程度の忍耐が必要なのです。

忍耐強さ、ストレス耐性などというものは程度の加減はあれど、何をするにもある程度は必要な要素であるということです。

ただ、忍耐が大切だといっても「過度の無理＝無茶」は禁物である。

適度に抜けるところは力を抜くことも、長く続けるには重要な一つの要素になります。

忍耐なくして成功なしだと思います。

なぜ耐え忍ぶことができるのかというと、夢と理想があるからです。

忍耐の先の明るい未来を見ているからです。

そして、その実現を信じるから耐え忍べるのです。

耐え忍べることが増え、大きなことを実現できるようになるのです。

今日もみんなの明るい未来へ向けて一歩前進する一日にしていきましょう。

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