「事を論ずるにはまさに己の地 己の身より見を起こすべし」

（吉田松陰 1830〜1859 幕末の思想家 教育者）

「天下国家のことを論じる（意見を戦わせたりする）には、当然、自分が暮らしている場所、地域、自分自身の立場から意見を考え始めるべきである。それが着実な物事の進め方だ。」と、言うのが本来の意味です。

何か物事を学び、そのことについて論じる（意見を述べたりする）のであれば、自分の立場、自分自身の身に関わりのある物事に置き換えてその物事をとらえるべきであるという事です。

簡単に言えば、自分で見た、聞いた、経験したことを自分の立場、自分の言葉でもって話しなさいということです。

何か物事について述べる時に、口先だけになってしまっては説得力に欠けるものです。

自分の身に関わりのあるもので考えるというのは、自分自身の立場や背景、周囲の環境でもって自分の意見、自分の哲学を述べるべきなのです。

「言うは易し、行うは難し」

結果だけを見て評論するのは簡単です。

何事にも賛否両論あります。

他人のやったことの結果に対し、タダの評論家になるのではなく、自分自身で実際にやってみて、自分の意見を持つことが大切なのだと思います。

この意見が自分目線ではなく、お客様目線など相手目線での意見を自分で持つことが出来るようになると、人は大きく成長できるようになります。

今週も豊かな未来へ向け、積極的にチャレンジしていきましょう。

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