「愛し得るということはすべてを成し得ることである」

（チェーホフ 1860〜1904 ロシアの作家）

とても意味深い言葉ですね。

一言で言い換えるなら「愛があればなんでもできる。」という事でしょうか。

愛することができるのであれば、どんなことでもできる、乗り越えようとする力が人間のもつ愛することの力なのだと思います。

これは男女の間や恋人同士の恋愛においてだけではなく、親子の愛、友人同士の愛、ペットへの愛も同じだと思います。

愛し得る（あいしうる）こと、すなわち愛することができるのであれば、どんなに嫌なことであっても、どんなこともすることを厭わない（いとわない＝避けない、嫌がらない）でできるでしょう。

逆に言えば、なんでもできる、どんなことでもできるような関係を『愛』ということもできるかもしれません。

愛をどれだけ大きく出来るかが人間の実力であると思います。

極端な話、全く関係の無い人のためにどれだけ本気で動くことが出来るかがその人の人間性そのものという事です。

愛とはつらいものでもあります。

相手の短所を許し補わなければならない時もあります。

嫌いな人も許さなければならないこともあるからです。

完璧な人間など存在しません。

お互いに許し、補い合う。（お互いにフォローし合う）

お互いに許され、補う。（反省し自分が出来るようにしていく）

この積み重ねが豊かな人間関係を創ります。

今日も愛を大事にしていきましょう。