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「安田善次郎の遺した教訓」

「安田善次郎の遺した教訓」

(安田 弘 安田不動産顧問)

 

 

人間は「困窮」するところから始まる。困窮すれば、「挫折」するか、「発奮」するかのどちらか。挫折をした者はそこでおしまいだが発奮した者は「勤倹」する。勤倹貯金を実践すれば「富足」、つまりお金ができる。お金ができれば、「豪奢」な遊びをして利を貪るか、「修養」に励んで義を悟かのどちらか。利を貪れば、やがて「煩悶」に陥ってまた元の「困窮」へと戻ってしまう。しかし、修養に励んで義を悟れば、清らかな境地に至り、「安楽」に暮らせる。曾祖父は非常に意志の力が強い人で、「克己」を自身の座右の銘にしていました。生きていく中で起こってくる様々な誘惑に負けず、己の弱い部分を抑えながら、自らに打ち克っていかなければならない。曾祖父はまさにそうした姿勢で一生を貫いた人でした。

 

 

「困窮」から始まり、「挫折」(心が折れること)と「発奮」(心を奮い立たせること)のどちらかに分かれ、発奮すれば「勤倹」(仕事に励み、倹約すること)、「富足」(財を築くこと)ができる。その後、悪い方向としては「豪奢」(ぜいたくで派手なこと)、「喩利」(利益を貪ること)、「煩悶」(うまくいかず苦しむこと)を経て再び困窮する。良い方向としては、「修養」(人格や品性を高めること)、喩義(真理を悟ること)、と進み、「安楽」(心身が安らかな状態のこと)、「清娯」(清らかな境地)に行く着くという内容です。

 

人間は周りの誘惑や比較などで気持ち的に揺らいでしまう生き物ですが、常に自分と戦いって誘惑に負けないことが大切だということだと思います。

周りがこうだから、みんながそうしているから、みんながそう言うからと流されてばかりでは未来が豊かになることはありません。

どれだけお金を稼いでも「これぐらい・・・」と無駄遣いをしていたらいくらあっても足りません。

自分の感情や気持ちをコントロールして、使うか使わないかをしっかりと判断していくことが大切なのです。

 

感情や気持ちを他人に抑えられたら不満にしかなりませんから、感情や気持ちを抑えることは自分にしかできません。

自分の目指すべきところに向けて、やるべきことをやり続ける。自分で決めたことを貫き続けることでしか未来は豊かになっていかないのです。

貯めることも使うことも大事なことですから、今の欲望ではなく、未来への投資にしていきたいですね。

 

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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