「マザーテレサへの質問」

（上甲晃志ネットワーク「青年塾」代表）

“「どうしてあなた方は、あの汚い、怖い乞食を抱きかかえられるのですか？」と尋ねました。マザーは即座に、「あの人たちは乞食ではありません」とおっしゃるので、私は驚いて「えっ、あの人たちが乞食でなくていったい何ですか？」と聞くと、「イエス・キリストです」とお答えになったのです。…「イエス・キリストは、この仕事をしているあなたが本物かどうか、そしてこの仕事をしているあなたが本気かどうかを確かめるために、あなたの一番受け入れがたい姿であなたの前に現れるのです」…自分はこれまで、他人を変えようとするあまりどれほど人を責めてきたことだろうか。しかし、いくらそれを続けたところで人を変えることはできない。人生でただ一つ、自分の責任において変えられるのは自分しかない。常に問われているのは、自分から変わる勇気を持てるかどうかだ。このことに気づいた途端、心が晴れ晴れとしてきたのです。“

他人は自分を映す鏡だということで、自分の周りで起こることは、自分の嫌な面や自分の価値観や考え方を気付くチャンス、変えるチャンスをくれているのです。

汚い、嫌いという主観を持つことが悪いわけではなく、それだけで終わって拒絶をしてしまっていては何も変わりません。

そこから自分の未来にプラスになるようどう捉えて、どう考えて、自分の行動を変えていくが重要なのです。

自分の考え方にはないことに日々出会う中で、自分の考え方を広げていくから人生は豊かになるのです。

私も以前とある方に「嫌いと思う人は、貴方の持っていないものを持っている人だから、その人から学ぶこと」と教えていただいたことがあります。

それから私は、好きな人は自然と一緒にいる機会が増えるので、意識してあえて嫌いな人と一緒にいるようにしたことがあります。

そうするといつの間にか嫌いではなくなっていたり、よく知ることで好きになっていたなんてこともあります。

何かのせいにしていたら自分は何も変わりませんから、自分と向き合い、自分をより良く変えていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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