「日本代表のためにあなたは何をやってくれる？」

（中田久美バレーボール女子日本代表監督）

“どういう選手が伸びるかといったら、「勝負どころで自分が決めるんだ」「自分がこのチームを勝たせるんだ」って思える選手だと思います。同じくらいの素質や能力を持っている集まりの中にあって最後に生き残るのは、「私の力が足りないからダメなんだ。だから力をつけるために、もっとやらなきゃいけない」って思える選手でしょうね。…本物になるってどういうことかというと、私は当たり前のことが当たり前にできる人になることを指すと思うんです。コンスタントに80%の力が出せればいい。…常にコンスタントに力を発揮できる可能性を秘めているのが日本人であって、それこそ日本人の強みだと思うんです。“

伸びる人は責任感が強く、自責の念が強い、これはスポーツに限らず仕事でも同じだと感じました。

そして、責任感を持つには自信が必要であり、他責にせず自責の念を持つには謙虚さが必要だと思います。

自分がこのチームを勝たせるのだという自信。そして今の力ではまだまだ足りないと思い努力する謙虚さ・・・自信を持てるだけの努力をして、それでもない足りないと、更に努力をする。だから本物は周りに感動を与え、付加価値が高いのです。

そして、日ごろから当たり前のことを全力でやっているからこそ、どんな時でも当たり前のことが当たり前に実行できる自分をつくることが出来るのだと思います。

素質や能力があっても気持ちで負けていてはいつまで経っても自信もつかず、努力の成果を発揮することはできません。

自分の能力を最大限発揮できるようにするのは自分にしかできません。

「緊張するな」と言っても緊張してしまうのであれば、緊張していても自分の能力を発揮するために何をするかが大切なのです。

自分の性格・個性に合わせて行動習慣を身に付け、意識的に自分を輝かせることが出来るのは人間だけです。

より良い習慣を身に付け、自分を輝かせていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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