「こけたら起きればいいんです」

（大谷　徹奘【てつじょう】、薬師寺執事）

こけないようにと思っていたら、思い切ったことができません。

こけないようにと思っていたら、新しいことは出来ません。

新しいこと思いきったことをしなければ、大きな成長は出来ません。

挑戦していたり、思い切ったことをするからこけるのです。

こけるくらいの挑戦が成長には必要です。

こけたら起き上がれば良いのです。

そこから学び、次回は同じようなこけかたをしない事です。

こけると、つい気持ちが沈み・・・そのまま倒れこみたくなります。

だからこそ、こけたら、なるべく早く、すぐに、即！起き上がることが重要です。

他人の力を借りても良いです。

即、起き上がって次に進みましょう。

成長著しい小さい子供ってそうではありませんか？

しばらくは泣きじゃくっても、いいかげん泣いて気が済んだら、涙をふいて立ち上がって、ケロッとして遊びだしますよね？

20代はこけたら先輩が教えてあげる。

30代になると、カッコつけて中途半端なこけ方をします。

40代はこけると恥ずかしいとか思ってしまい、やらない選択をしだします。

こけたのは、歩いてきた証拠。

一歩を踏み出した結果です。

こけるのが嫌だと立ち止まったり引きこもっていては、何も変わらないし、世界は広がらないし、自分の成長もありません。

こけたくないなら事前準備を沢山すれば良いのです。

こけないように、こけても大きなけがしないように準備しておけばいいのです。

その準備の量が自信と安心を創るのです。

起き上がれている間は大丈夫です。

そして、こける都度、丈夫になっていくし、知恵がついていくのです。

ちょっと痛いけど、頑張って起きることが大切ですね。

今日も思い切った一歩を踏みだしていきましょう。

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