「頭の強い人と弱い人」

（片岡一則ナノ医療イノベーションセンターセンター長）

“頭はいいからいろんな知識を持っていますよね。そうすると、何か壁に直面した時に、これをやってもうまくいかないんじゃないかと思って、なぜできないかってことを滔々と語るわけです。で、違うことを次にやり始める。それを繰り返して、結局一つのことに執着できなくなり、評論家になってしまう。そういう人は頭が弱い。頭が強い人は絶対に諦めない、ブレないという姿勢でやっていると、必ず見つかるんですよ、一見何もないようなところから宝の山がね。しかしこれは紙一重で、間違っていることをやり続けても、単なる頑固者で終わってしまう。.目の前の出来事を素直に受け止める、情熱を持ち続ける、それから常に明るい。この3つが大事だと思います。“

「言うは易く、行うは難し」で偉そうに知識を語って評論家になっていても、豊かになることはありませんから、頭の強い人間であることが大切だと思います。

それに、一発で成功すればもちろん嬉しいのですが、失敗したり上手くいかなかったときの方が後からえられる嬉しさが大きいものです。

結果を素直に受け止めて、その状態をよく見て「なぜできなかったか」「なぜそうなってしまったか」と具体的に「なぜ」を繰り返していくと必ず理由が見つかり、どう変えたら出来るようになるか見えていくものです。

そうしたら、「出来なかったことが出来るようになる」という成長を手に入れることが出来るのです。

上手か下手かは経験の差によるものが多く、今までの経験を活かしているかどうかだけの違いだったりもします。

簡単なことでも、今までやっていないことは難しいものですから、勇気を持って自分からチャレンジしていかない限り上手になることはありませんね。

「出来なかったことが出来るようになる」その成長をみんなで手に入れて、豊かにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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