「相手が自分を必要とする時は」

（牛尾治朗ウシオ電機会長）

“「自分は誰も必要としないけれども、相手が必要とする時は、その必要のために生きるのも一つの実存である」とサルトルは言う。人間誰しも生きていれば思い通りにならないこともあるだろう。しかし、その時に自分の希望ばかりに固執するのではなく、相手の必要と期待に応える。それを自らの果たすべき使命と捉えることも、自分の一つの実存と言えるだろう。“

自分の希望はもちろん大切ですが、それに固執するのではなく、相手が必要とする希望に応えるのも大切だということですね。

人間には他人に認められたいという欲求が必ず存在しますから、そのために相手の希望に応えたいという自分の欲求があるのです。

何人から認められたいかは人により様々ですが、誰かに喜んでもらいたいという希望は必ずあり、それを実現させる一つの手段が「仕事」なのです。

仕事は、誰かに必要とされているから日々継続することができて、仕事を頑張ることで、お客様が喜び、会社や仲間が喜び、その結果、自分や自分の大切な人を喜ばせることができるものです。

仕事を継続し頑張ることで、より必要とされる自分に成長していくものです。

自分が必要とされていることを実感し、自分のいのちを喜ばせながら、より必要とされる仕事をしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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