『人物の条件』

『人物の条件』

（安岡正篤東洋思想家）

“万有一才、光といい、熱といい或は電気といい、磁気といい、総て謂わばエネルギーの活動であり、変化です。エネルギーが旺盛でなければ森羅万象もない。吾々も根本において性命力が旺盛でなければ、迫力がなければ、活力気魄というものがなければ、善も悪も何もない。是も非もない。活力、気魄を旺盛にする、これが一番大事であります。“

何をするにしても元気が一番大切だということで、確かにすごい方はいつでもパワフルであり、元気にふるまわれていると感じます。

いついかなる時も自分の中から元気を出して、周りに元気を与えられることが、人間にとって一番重要なのだと思います。

そして、安岡氏の名言に「思考の三原則」というものがあります。

一、目先にとらわれないで、出来るだけ長い目で見ること

二、物事の一面にとらわれないで、出来るだけ多面的に、出来得れば全面的に見ること

三、何事によらず枝葉末節にとらわれず、根本的に考えること

目先のことに囚われて、一喜一憂していては元気を出すことはできませんし、一見悪く見えることも見方を変えれば良いことであったりもします。

大切なことは、起きた出来事を将来的に豊かな人生に繋げていくことだと思います。

起きてしまったことは変える事は出来ませんから、それを糧に成長していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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