「ドラッカーに説く、なすべき貢献の中身」

（佐藤等ドラッカー学会理事）

“「なすべきこと」を「できること」に変えていくことが自己開発です。仕事においては、顧客の存在抜きに「やりたいこと」が先行することはありません。目の前の「なすべきこと」は、いろいろな縁の中でたまたま自分がさせてもらっているのです。目の前のなすべき貢献、すなわち仕事をさせてもらっていることに感謝し、さらに自分を磨き高める努力を続けることです「やりたいこと」は、任された場で全力を尽くし、その場を高めたその先に見えてくるものです。“

仕事は自分のためにするものではなく、お客様のためにするもので、お客様に喜んでいただいた成果として、自分に嬉しいことをいただけるのです。

ですから、それぞれが、自分に与えられた責務を全うできるようにすることが先ずは大切なのです。

「なすべきこと」を明らかにして「できること」に変えていく。そのために会社というチームがあります。

組織というのは、なすべきことを自分だけがなしているだけでは最高の成果をつくれませんから、成果を出している人は、出せていない人のサポートをする。そして全体で最大の成果を出すことが大切なのです。

チームのみんなで豊かな人間関係を築き、最高の成果を上げ、お客様に感動していただきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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