「たまたまということはない」

（白鵬翔第六十九代横綱）

“私が十両に上がって関取になるまでの3年間、いつも心掛けていたのは、「稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく」ということ。あとは、なるべく人を怒らせないようにしようと。幕内力士の定員は42人です。その42人に入るために何百人という力士が鎬を削っています。ある人が言っていましたが、”たまたま”ということはないそうですね。そういう星の下に生まれた、という言い方をされて、ああ、なるほどなと思いました。“

日本の労働人口は7,000万人ほどで、これだけの人間がそれぞれの仕事を持って日本経済を動かしています。

ひとりひとりが日本経済を動かす歯車として一生懸命働くことで日本の経済は動いているのです。

とある塾で「人生には宿命と運命とがある。宿命は生まれた時にみんな背負っているものであり、運命とは生まれてから自分が活動して作るもの」と先生が言われました。

人は宿命を背負いながら、運命を切り開くものだということですから、たまたまというものはないのです。

今、自分が思う成果がでていないのは、たまたまではなく今までの考え方や行動に何かしら問題があると考え、改善していくことが大切なのです。

評価は相手がするものですから、相手の基準で考え、提供してこそ評価をしていただけるのです。

素直に、謙虚に、反省をして、自分が成長していくことで、自分の運命を切り開いていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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