「二十七歳までに決断する」

（西本智実指揮者）

“私は幼い頃に音楽教育が始まりましたが、趣味なのか職業としてその道を歩いていけるのかを見極めたく、「27歳までに決断！」と決めていたんです。それで1996年、26歳の秋にロシアの国立サンクトペテルブルク音楽大学院に留学しました。実力次第でオーケストラを指揮する時間が決められるので、みんな必死で勉強します。仲間であり同時にライバルになるので常にプレッシャーに晒される環境でした。現在でも女性指揮者の数は世界中の指揮者の0.1%にも満たないと思います。音が細くならないように、リハーサル時でも絶対に半袖は着ませんでした。若い頃は一回の公演で3キロも体重が減ってしまったので、体幹をしっかりさせるために体も鍛えました。“

「やると決めたことはやる」そう早く決めて努力する習慣を身に付けることが大切だということだと思います。

いくつになってから始めても遅くはありませんが、少しでも若い方が努力も楽に出来ますし、その努力で成果が決まってくるのは間違いありません。

努力する習慣をつけるのは、自分にしかできませんから、それを当たり前にすることが重要なのです。

小さなことですが、私も数年前からこのメールを毎日出すと決め取り組んでいます。

何を目的として取り組むかを明確にして取り組めば、ほんの小さな取り組みでもたくさんのことを得ることができます。

決断するとは、決めて断つことを言いますから、やると決めたら、やらないという選択肢は無いのです。

「どうやるか」、「どうより良くするか」だけを考えて、「継続は力なり」で成長していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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