「人間は試練があるとひらめく」

（バイオリン製作者）

“人間はね、試練があるとひらめくんですよ。普通の人が考えないことを考え、聞こえないものを聞こうとして必死になる。名器はなんであれほどまでに心に響くのか、鳥肌が立つのか。音波はどうなっているのか。そうして分かったのが倍音ということでした。木曽は山奥ですから、せせらぎの音や蝉の声、野鳥の声がどこにいても聞こえんるんです。それを聞いていると、ラジオから流れるバイオリンの音色と非常に似ていることに気づきました。ああ、共通するのはこれだと。それで、この自然で無理のないさわやかな音を、音楽で表現できないかと考えました。“

「やりたい」という欲求から始まり、簡単には出来ないことを何とかしようとするから閃くことが出来るということですね。

人間は、先人や自然の法則から学び、自分が再現できるように試行錯誤を重ね実現していくのです。

まずは、基本（先人から学ぶ）を徹底して学び、そこから検証（自然の法則）を重ね、創意工夫（改善）することで、人生はより良くすることが出来るのです。

仮にお金が欲しければ、お金を持っている人から学ぶ、お金持ちは意外とお金が欲しいなんて思っていませんから、それを真似る素直な姿勢が大切だと思います。

お手本を見て、見よう見まねでやってみて、上手くいかなければ細かいところを見比べて再度やってみる。

そうやっていくうちに、だんだんと上手になり手本なしでも上手に出来るようになり、あるとき閃きが訪れ、大きく成長するのです。

目的に向け、素直な気持ちと姿勢で自分を変え、豊かな人生をつくっていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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