「ソニー創業者・井深大のリーダーシップ論」

（宮端清次はとバス元社長）

“「リーダーシップとは上から下への指導力、統率力だと考えていましたが、誤りだと分かったんです。以来私はリーダーシップを影響力と言うようにしました。リーダーシップとは上から下への指導力、統率力が基本にある、それは否定しません。けれども自分を中心として、上司、部下、同僚、関係団体・・・その矢印の向きは常に上下左右なんです。リーダーシップとは時と場合によって様々に変化していく。固定的なものではありません。自分が望む方向へ、相手の態度なり行動なりが変容することによって初めてリーダーシップが成り立つのです。“

人間は誰しもリーダーでありフォロワーで、その時の立場で組織に良い影響を与えることがリーダーシップであるということです。

リーダーシップとは「役職」でも、「生まれつき」でも、「特性」や「適性」は関係ないものなので、適切な言い方ややり方は時と場合によって変わりますから、これが正解というものはありません。

ですから、その時その時の状況に合わせて、経営理念を基に考え、行動することが大切だと思います。

人生において、全く同じ状況や問題が起こることはほとんどありませんが、その状況や問題の本質は同じです。

「自分は大丈夫」そう思わずに過去の問題から学び、自分や周りの行動を変えていくことで安全安心がつくられるのです。

みんなが自分の仕事に誇りを持ち、信念を持ち、お互いに良い影響力を与えていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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