「あかあかと通る一本の道」

（齋藤茂太精神科医）

“坂村真民先生は毎晩唱えるお祈りの言葉がある、とおっしゃいました。それは大無量寿経の嘆仏偈の中の言葉です。「我行精進、忍終不悔」（わが行は精進して忍んで終に悔いじ）。修行に完成はない。修行して修行して、この道をあくまでも歩み続ける。そのことに悔いなどあろうはずがない。それこそが生きるということなのだ。詩人になるために詩を書くのではない、自己を成熟させるために詩を書くのだ“

他人がどうであれ、自己の成長を願って精進し続ける生き方が自分の一本道と自分で決め、脇目もふらずひたすら歩み続けるという愚直さほど偉大で、光り輝くものはないということです。

自分が選択した道を、自分の可能性を信じ、最高の自分を目指して今日をしっかりと生きることが大切なのです。

どんなに長く険しい道のりでも、乗り越えるのは一歩一歩の積み重ねです。

100万円は大金だと思うかもしれませんが、毎日1,000円節約したら3年間で100万円を超える金額を貯められます。

「やる」と決め、強い心を持って、自分を動かし続けることでしか自分を喜ばせることはできません。

目指す目標に達する小さな一歩を決めて、素直に前向きにやり続けること。それが一番大切だと思います。

みんなに喜んでもらい、自分を、周りを喜ばせるような、お互いが感動する仕事をしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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