「兄・小林秀雄から学んだこと」

（高見澤潤子劇作家）

“私たちはあまりにも観念的になり、抽象的になり理論的になっている。理屈ばかり言って、実行しない者は多い。現実を大切にしないからである。実行するのは難しいことなのだが、具体的にものを言うよりも、抽象的に言った方が深みがあるように思っているからである。しかし目の前に現れている現実、具体のほうが大事なのである。兄は何も知らない私に人間の見方と、人生の幸福というものを教えてくれた。人間は頭より情緒、心の優しさが大切で、人間をみるというのは、実生活の具体的なものを、しっかりみることである。“

どんなに素晴らしいことを言っていても、行動が無ければただの戯言にすぎないから、具体的に考え、具体的に実行することが大切だということですね。

小さくても実行し続ければ必ずいつかは達成することが出来ますから、小さな成果を見つけ、行動を続けることが重要なのです。

そうやって努力をして、ひとつ具体的に理解したら、それを他事に応用するために抽象的にするのです。

必勝パターンが一つできれば、あとは応用するだけですから、成長が加速していきますから、この一つのパターンを身に付けるまでが我慢のしどころなのだと思います。

行動することで見えるものがあり、行動することで次につながることがあり、行動することで可能性をひろげることができるのです。

前向きに捉え、現実を正しく見て、しっかりと行動し続け、一度しかない人生を豊かにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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