「どん底の淵から私を救った母の一言」

（奥野博オークスグループ会長）

“「倒産したのは会社に愛情がなかったからだ」と母は言います。心外でした。自分のつくった会社です。誰よりも愛情を持っていたつもりです。母は言いました。「あんたはみんなにお金を用立ててもらって、やすやすと会社をつくった。やすやすとできたものに愛情など持てるわけでがない。母親が子どもを産むには、死ぬほどの苦しみがある。だから子どもが可愛いのだ。あんたは逆子で、私を一番苦しめた。だから、あんたが一番可愛い」“

努力して手に入れたもの、苦労して手に入れたものほど人間は愛着を持ち、大切に扱うということでしょうか。

「創業の精神を貫きながら、経営を革新していくこと」という両輪は経営をしていくためには大切な指針だと考えています。

皆さんに置き変えるなら、「初心を忘れずに、自分をより良くしていく」ということだと思います。

また、「滅びる者は、滅びるようにして滅びる」と奥野さんは言われています。

嫌なこと、苦しいことはすべて人のせいにしていては、ダメになっていくということです。

人生とは、嫌なことや苦しいことも経験し、その上で人として成長することであり、仲間と共にその喜びや苦しみを味わい乗り越えていくことで、豊かな人間関係は築かれていくものだと思います。

生きている限り他人に迷惑をかけるものですから、迷惑をかけた以上に喜んでもらう行動をすることで、人生は豊かになっていくのです。

仲間と一緒に成長して、より多くのお客様に喜んでいただき、みんなの人生を豊かにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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