「祖父・北里柴三郎の報恩精神」

（北里一郎学校法人北里研究所顧問）

“人間、そこで有頂天になるのが普通です。しかしコッホ先生が偉かったのは、「素晴らしい研究をして業績を残しただけでは、学者の自己満足にすぎない。それを実際に応用して世の中の人の役に立たなければ、何もならない」と教えられたんです。「人に役立つようなことにまで持っていかなければ何にもならない」というコッホ先生の教えに従って成し遂げることができたと言っても過言ではない“

自己満足ではなく、みんなの役に立つこと、周りが喜んでくれることが大切だということですね。

私たちは学者ではないので、研究はしていないと思うかもしれませんが、プライベートも仕事もより良くしていくために努力をするということは研究をしているのと同じです。

仕事というものは、ただお金のためにしていては、成り立たなくなりますから、自分なりに頑張っているだけや、みんなの役に立たなければ本当の意味で仕事をしているとは言えないのです。

仕事をすることで、世の中の役に立ち、自分の人間性を高めていく。そして、周りの人に喜んでいただいた結果、対価をいただくことが出来るのです。

自分の個性を活かして、いかに周りの役に立って行くかを全力で取り組むことで、自分自身が成長していくのです。

今日もその自覚を持って、真剣に仕事に取り組み、より豊かな人生を築いていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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