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4.242025
「一度は死に物狂いで物事に打ち込んでみる」
(安藤忠雄 建築家)
“一度は死に物狂いで物事に打ち込んでみることが必要です。目標を定めたら何が何でも達成するんだという意志を持たないと。独学であっても強い覚悟と実行さえあれば道は開ける。これは私の実感であり、体験を通して掴んだ一つの法則です。…中学二年の時に平屋の自宅を二階建てに改築することになりましてね。近所の若い大工さんがお昼休みも取らずに、パンを齧りながら一心不乱に働いている姿を見て、すごいなと。この人は一生懸命生きてる、仕事に誇りを持って働いてる、自分も建築の道に進みたいと思った…経済的な事情と学力の両方の理由から大学に行けず、建築の専門教育も受けられなかった。ならば自分で勉強しようと。十九歳の時に、建築学科の学生が四年間かけて学ぶ専門書を一年で全部読もうと決心し、毎朝九時から翌日の朝四時まで机に向かいました。睡眠時間は四時間。四月一日から翌年の三月三十一日まで、ほとんど外出もせず、無我夢中で勉強したんです。”
他人の為に本気で取り組む姿はカッコイイもので、カッコイイ自分になる為に本気で努力をすることが大切だということでしょうか。
「こうしたい」という想いは誰にでも必ずありますから、それを実現する為に、自分のあるべき姿に向け本気で取り組むことが大切なのです。
「あれがない、これがない」とハンディキャップを言い訳にしていたら、何も行動は起こせませんから「ない」ならば「ない」なりに、やる方法を考えたら良いのです。
自分自身ですら何の努力もしなければ自分の思うようには動けないのですから、何の努力も無くして自分の思い通りになることはありません。
本気で取り組めば必ず何かしらの成果を手に入れることができ、みんなの役に立つことができます。
大切なことは時間をかけることではなく結果を掴み取ることですから、若い時のように時間を使えなくても歳を取った分の経験と知識で、工夫して効率よく行えば良いのです。
役に立てなかったときは、行動が足りなかったか、取り組んだことが自分だけのためだったということです。
「失敗は成功の母」そう思って本気で行動し続けて、カッコイイ自分をつくっていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。