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5.162025
「鬼と化した母の愛に救われて」
「鬼と化した母の愛に救われて」
(西村滋 作家)
“これは後で知ったことですが、母は僕に菌をうつしちゃいけない、そばへ寄せつけちゃいけない、という思いでいたようです。…家には家政婦がいましてね。僕が幼稚園が帰ってくると、なぜか裏庭に連れていかれて歌を歌わされるんです。いくつか歌っていると「もっと大きな声で歌いなさい」なんてうるさく言うから嫌になったんですがね。これも母が僕の歌を聞きながら、成長していく様子を毎日楽しみにしていたのだと後になって知りました。…母はわざとそうしていた。病気をうつさないためだけじゃない。幼い子が母親に死なれて泣くのは、優しく愛された記憶があるからだ。憎らしい母なら死んでも悲しまないだろう。…俺は母に愛されていた子なんだ、そういう形で愛されていたんだということが分かって、とめどなく涙が溢れてきました。“
6歳の時に亡くなったお母様との思い出の一部ですが、子供のためにやり切ったお母さんは本当にすごいと思いました。(原文は、「鬼と化した母の愛に救われて」を検索して、【3分で読める感動実話】愛する母はなぜ鬼になったのか(西村滋)をクリックすると読めます。)
行動の事実だけでは本当の想いは伝わらない。ひとつの現象だけでは良いことか悪いことかわからないのです。
相手のことを想い、心を鬼にして行っていた行動は、その時には気付けず、後になって知るものだと思います。
その時教えてくれれば・・・と思う人が多いかもしれませんが、教えてもらってもその時は理解できないこともあるものです。
ですから、その時は「なんで?」と腹を立てることや悲しいことだとしても、自分の為だと前向きに考えて取り組むことが大切だと思います。
ネガティブに捉えることは簡単ですが、ネガティブに捉えていても自分のプラスになることはありません。
仮に、たとえ本当に嫌がらせだったとしても、ポジティブに捉えてそれを乗り越えれば自分にとっては大きなプラスになるのです。
起きている現実は変わりませんから、自分がどう捉えるかで自分のメリットになるなら前向きに捉えて乗り越え、自分自身を成長させていきたいですよね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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