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「親父の小言」

「親父の小言」

(青田暁知 大聖寺住職)

 

 

「親父の小言」をご存知でしょうか。実はこのもとになったのが私が住職を務める福島県浪江町、大聖寺の庫裡に掲げられた「親父の小言」の45の文章です。私が一番好きなのは「人に馬鹿にされていよ」という一文です。解釈は人によってまちまちでしょうが、私なりに「我以外、皆我が師」ということではないかと受け止めています。例えば、嫌な人に出会った時、「嫌な人間だ」と煙たがるのではなく、その嫌な姿を見て「自分はああはならないようにしよう」と自分の戒めとすることもその一つ。知らないことは知らないと素直に教えを請うこともそうかもしれません。理不尽で道理にかなわない話であっても、人様の話に静かに耳を傾けられるようになった父が亡くなる3日前、私は父の枕元に呼ばれました。「おまえは大人になったら偉くならなくてもいい。立派だと言われる人になるよう心掛けなさい」これが私に対する最期の遺言とも言うべきこの言葉は、その後の人生の節目節目に脳裏に浮かび、出処進退を決断する時は狄読磴浪燭噺世Δ世蹐Δ瓩塙佑┐襪里常でした。

 

 

日本の道徳教育のひとつで昭和30年代に流行った言葉ですが、現代でも大切なことばかりだと思います。

色々な取り方が出来ますから、読んだその時その時の自分の状態によって、引っかかる言葉や捉え方が変わってくるのがこういった名言集の醍醐味だと思います。

小言の内容は、当たり前のことばかりなのですが、意外と出来ていないことや日々の忙しさの中で忘れがちになる事ばかりだと感じますから、たまには見返して自分を高めていきたいものです。

今は無くなりつつありますが、親や身内、そして近所の人から道徳を学び、社会人となっていく。そうやってより良くなっていったのが昭和という時代だと思います。

 

今は苦言を言ってくれる人も減り、自分でネットから情報を集め、自分の都合の良い情報のみを集めようとしてしまうからトラブルが起こってしまうのだと思います。

誰も苦言を言いたい人はいませんから、自分の経験からあなたのためを想って、あなたが大切だから心を鬼にして言ってくれているのです。

苦言や小言を言ってくれる人こそ、自分のためになる人ですから、感謝の気持ちで素直に受け止めていきたいですね。

 

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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