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7.172025
「天知る、地知る、我知る」
「天知る、地知る、我知る」
(高橋恵 サニーサイドアップ創業者・おせっかい協会代表理事)
“良家に生まれた母でしたが、幼くして両親を、大東亜戦争で夫を亡くしました。戦後始めた事業もほどなく倒産。手のひらを返したような世間の冷たさに晒され、押しかける債権者に家財家具一切を持ち去られました。母の指から父の形見の真珠の指輪を強引にもぎ取る姿がいまにも目に焼き付いています。…母はこの時、一家心中の瀬戸際にまで追い込まれていたのでしょう。しかし、それを子ども心に感じた時、ガタッという物音が玄関から聞こえたかと思うと、ガラス戸に一枚の紙切れが挟まっていました。そこにはこう書かれていたのです。「あなたには3つの太陽(子ども)があるじゃなありませんか。今は雲の中に隠れていても、必ず光り輝く時がくるでしょう。それまでどうかくじけないでがんばって生きて下さい」おそらく私たちの窮状を見かねた近所の方だったのでしょう。人間のちょっとした優しさに、人の命を救うほどの力がある。…「天知る、地知る、我知る。どんなに貧しくてなろうとも、心まで貧しくなってはいけません」「あなたには、あなたのいっぱい、いいところがあるじゃない」苦しい生活の中で母が繰り返し唱えていた言葉です。母はその通り、本当に思いやりに溢れた人でした。無縁社会という言葉も聞かれますが、どんなに忙しくとも、人を想う心さえあれば、たった一言の言葉、たった一枚の紙切れでも、人を救うことができるのです。“
今あるものは当たり前ではないのだから、どんなにツラい状況でも、今あるものに感謝して前向きに行動することが大切だということだと思います。
今が最悪な状況であるならば、それ以上悪くなることは無いのでしょうから、感謝の気持ちで前向きに行動すれば必ず良くなっていきます。
人生は山あり谷ありですから、誰にでも最悪な状況は訪れます。そこをどう乗り越えていくかで大きく人生は変わっていくのだと思います。
乗り越えずの引き返して違う山を登ろうとすれば毎回ゼロスタートですが、一刻立ち止まっても乗り越えていけばいつかは山の頂上までたどりつけるのです。
以前、名古屋大学の先生に最近の大学生は直ぐに心が折れるから、「折れない心」のつくりり方を教えています。とお話しいただいたことを思い出しました。
「折れない心」は自分にしか用意することが出来ませんから、自分をよく知って自分に合わせた対策をつくっていくことが大切なのです。
今の自分で今の結果なのですから、自分が育つことでしか自分の人生は豊かになっていくことはありません。
よくある事例と自己分析ツールを添付しておきますから、参考までにやってみてより良い自分を育てていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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