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「水車の例え話」

「水車の例え話」

(中桐真理子 リレイト代表・二宮尊徳7代目子孫)

 

 

水車の下半分は天の力、つまり水の流れに従わなければ回りませんが、上半分はその流れに逆らわなければ、水車は水車の用を足しません。そうして「半分従い、半分逆らう」という姿勢を取ることによって、初めて水車は水車となり、人間の生活を助けるものになるのです。要するに、半分は天に逆らうことこそが人間の務めである、と。この水車の例え話は、物事を考えたり、行動を起こしたりする際にも大きなヒントになると思います。どうにもならない部分はどこなのか、どうにかすべき部分はどこか、と2つのことをバランスよく考えていれば、物事の本質がよく見えてくる場合が多いのです。彼自身は「自分のものさしを持たない」ことを大切にしていたのではないかと思います。つまり、この時、この状況を当たり前であると思ってしまわないこと。いま普段に過ごしているこの時にも、非常に注意深く物事を観察し、何が起こっているかを常に知ろうとしていた。だから毎日顔を合わせている奥さんといる時でも、畳に腰を下ろしている時でも、おそらく彼は最大限に注意を払っていたのではないでしょうか。

 

 

天に逆らうというと誤解が生まれるかもしれませんが、人間は、自然のままに生きるのではなく、自然を利用してより良いものを作り出す力を持っている生き物です。

それぞれの個性を活かしつつ、従うべきところは従うことでみんなと協力して仕事をし、よりよい文化を作り上げていますから、自分らしさである個性を貫くところと、個性を抑えて相手に合わせることのバランスが大切だということだと思います。

自分都合で考えてばかりでは上手くいくものも上手くいかなくなりますから、自分都合半分、相手都合半分で考え、行動していくことが大切なのです。

譲れないところと譲れるところ、優先順位は人それぞれにありますから、キチンと伝え、キチンと受け取りコミュニケーションを図っていくことが必要ですね。

 

仕事はお客様のために行い、結果として自分のためになることですから、お客様にとって都合が良いことを正しいコミュニケーションを元に、みんなのためになるものとするかが大切です。

正しく意思疎通をするには、自分の当たり前を当たり前と思うことなく、今あることに感謝の気持ちを持つことが欠かせません。

感謝の気持ちを持つことで、自分の当たり前に囚われることなく、正しく伝え、正しく受け取るというコミュニケーションが出来るのです。

今、当たり前の生活が出来ていることに感謝し、より良い未来をつくっていきたいですね。

 

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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