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7.312025
「段取り力を鍛える」
「段取り力を鍛える」
(笠原将弘 日本料理「賛否両論」店主)
“最初は…、大きな声で返事をすること、掃除や鍋磨きをさせたら笠原が一番綺麗だぞ、と言われることを意識しました。…小さい頃からおつかいを頼まれてきましたが、うちの親父は無駄や効率が悪いのをすごく嫌って…うるさかったんですよ。だから修行時代もそういうことを意識して、…最初に重い物を買うと大変だから、このルートで回ると一番効率がいいなとか、品切れの時はどの店に同じ物が置いてあるかを覚えておく。あとは、帰る前に…「これから帰りますが、追加はありますか?」と確認する。そうすると、…「あいつ、気が効くな」と思われるじゃないですか。「これやっておけよ」と言われた仕事を、先輩が思う倍のスピードで終わらせると、「じゃあ、これもやるか?」となりますよね。…大量の弁当の注文が入っているとか、…いつもとは仕事量が違う日があるじゃないですか。これは先輩たちだけじゃ間に合わないっていう、そのチャンスに気づけるかどうか。そういう準備をして…「手伝わせてもらえますか」と申し出たら、先輩もやらせてくれますよ。ただ、その時に「笠原だったらやらせてもいいかな」と思われる仕事ぶりを、常日頃から心掛けておくことですね。“
仕事というのは、「作業+創意工夫」ですから、常に「どうしたらもっと正確に、迅速に、親切にできるか」を考えてやることが大切なのです。
日々の積み重ねの中で、段取り力を磨き、より良い仕事ができるようにしていくことで、自分の生産性を高め、自分の付加価値を高めていくのです。
間違いがあっては駄目ですから、先ずは正確にする。次に必要なタイミングに間に合わなければ意味がありませんから迅速にする。そして、そこからクオリティを高めていくために親切にする。
そうやって同じ時間で出来る限り多くの仕事をクオリティ高くすることで、周りからの評価が高まっていくのです。
今までの経験で活かせない経験はありません。それぞれたくさんの経験をして今があると思います。
ひとつひとつの経験を無駄にすること無く、自分の糧として活用していくことで必ずいい仕事ができるものです。
自分から問いを持つことでしか自分をより良く変え、自分を高めることはできません。
自分の中に当たり前となっていないものを取り入れることでしか、目の前の壁を乗り越える手段はないのです。
自分のために言ってくれた言葉を素直な気持ちで受け取り、謙虚な姿勢で前向きな行動をしていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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