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「内なる自分と信頼関係を築く」

「内なる自分と信頼関係を築く」

(川原成美 ラーメン店一風堂創業者)

 

 

芝居か、商売か・・・。そこで私が選んだのは商売だった。人生で初めて自分で決断らしい決断を下した瞬間だった。商売のことは右も左も分からない。そこで私は自分に対する決め事を3つ作った。「3年間は休まない」「売り上げゼロの日をつくらない」「35歳までには天職に出会う」なぜ、こんな決め事を作ったのか。それは自分で自分のことが信じられなかったからだ。『大学』に「小人閑居して不善を為し、至らざるところなし」(つまらない人間は暇があるとよくないことを考え、何をしでかすか分からない)とあるように、自分で自分に手かせ足かせをして商売に集中させなければ、また何をしてしまうか分からないという「自分に対する不安」があった。「俺、覚悟決めて頑張ります」と言えば、他人のことは騙せるかもしれない。しかし、内側にいるもう一人の自分は、自分のことをよく知っている。「いやいや、無理でしょ。これまで何一つとして成し遂げられなかったじゃん」とかく人は他人からの援助や協力を求めたがる。しかし、一番大切なのは自分からの信頼だ。だから自分との約束を守り、掲げた目標を達成する。それをやり遂げるまでの姿を、他人はもちろん、内なる自分も必ず見ているものである。人生の二人三脚のはじまりは自分だ。そこから「あいつは言ったことをやる奴だ」という、周囲の信頼も生まれ、自然と協力の輪が広まっていくのではないだろうか。結果として私は3年間、1日も休まずに店を開け続けた。酒を扱う商売なだけに飲み過ぎた日もあった。付き合っているだけ女の子に旅行に誘われた時もある。しかし、休まなかった。そうして3年後、「河原成美もやればできるじゃん」と、内なる自分から理解を得られるように思う。そこから私の人生の扉が開いていったと感じている。

 

 

自分は常に自分に関わるの全ての事実を知っていますから、他人を騙すことはできても、自分を騙すことはできません。

自分との約束を守る。そして、他人との約束を守るそうやって約束を守ることを続けて行ったとき、人生の扉が開くのだと思います。

出来なかったとき、やれなかったとき、やめるとき、もっともらしい理由はいくらでもつくることができますが約束を破ったことに変わりはありません。

約束を守った事実の積み重ねでしか信用も信頼も得られることはありませんから、人生を豊かにするためには「約束を守る」ことが一番大切なのです。

 

決断とは決めて断つことですから、「やる」と決めたら「辞める」という選択肢は無いのです。

やると決めたことをやり抜く人間になることが、自信を持って自分らしく生きる道であり、信じるに足る自分をつくりあげる方法なのです。

周りのアドバイスに耳を傾け、「どうやるか」だけを考えて、充実した毎日を積み重ねていきたいですね。

 

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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