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11.102025
「与えられた環境を最大限に生かす」
「与えられた環境を最大限に生かす」
(稲尾和久 プロ野球解説者)
“いい選手になるためには、いかに早く自分の長所に気づき、それを伸ばす努力をするかが重要なことです。私の場合、スピードではとても畑にはかなわないと思いました。…勝負ができるのはコントロールしかありません。徹底的にコントロールを身につけようと考えました。…練習とはいっても、全部ストライクを投げると、打者は…休むことができません。「たまにはボールを投げろ」と叱られて、ボールを交ぜる…三球続けてストライクを投げ、四球目をボールにして休ませるというのが、バッターもリズムがとりやすいということが分かってきました。…中学時代にキャッチャーをやっていたので、…素早く投げる癖がついていました。普通の投手が投げるのは一分間に6球程度ですが、私は8球投げる…打撃練習は一時間でしたから、…私は480球投げる…ストライクは真ん中に投げるだけですが、ボールにする球は、内外角それぞれの高低と4つのコースがあります。このボール球を投げる時だけがコントロールをつける練習になると思って、真剣に投げました。それに、ブルペンではバッターが立つことはありませんが、私の場合はいつもバッターが立ってくれますから実戦に近い。480球投げるうち、120球は自分だけに特別に許された練習だと思ったわけです。“
稲尾氏は西武ライオンズが3年連続日本一になることに貢献した選手で、数々の記録を樹立した方で、バッティングピッチャーをする下積みをしていた時代のエピソードだそうです。
自分というものをよく知り、自分に期待された役割の中で、自分が活かすものを決める。そして、どんな環境であっても、不平不満を言わず、今できる最大限のことをすることが大切なのだと思いました。
自分を活かせるのは自分次第ですから、自分に与えられた今ある環境で、できることを真剣に考え、コツコツと実践していくことで、自分を育てることができるのです。
やるべきことをやり切ったら必ず自分は成長していますから、どんどんできることが増えていくのです。
今ある環境が「当たり前」だと思っていたら不平不満が出てきますから、大切なことは、今ある環境に感謝することだと思いました。
感謝の気持ちをもって、今日もやるべきことをしっかりとやり切る。自分を律して自分で立てるまでやり続ける。その積み重ねが確固たる自信をつくってくれます。
環境は変えられませんが自分は変えられます。悪い習慣をやめ、良い習慣を身に付ければ、自分が思っている以上の成果だすことができるものです。
自分の可能性を信じて、今ある環境で出来ること、やるべきことを全力で取り組んでいきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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