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11.202025
「運を無駄遣いする人、味方につける人」
「運を無駄遣いする人、味方につける人」
(谷川浩司 日本将棋連盟棋士九段)
“私は、一人ひとりが持っている運の量っていうのは平等だと思うんです。そして、運が悪い人というのは、つまらないところで使っているんじゃないかと思うんです。将棋の棋士を見ていると、…将棋に対する愛情、敬意を持って接しています…対局前の一礼にしても、羽生善治さんをはじめとするトップの人ほど深々と礼をするんです。その姿勢は相手が先輩でも後輩でも変わらない。そして対局後に「負けました」と言うのは一番辛いですけれども、それもやっぱり強い人ほどハッキリ言うんですね。…与えられた条件で最善を尽くして運を味方につけることが大事…勝負をあっさり諦めるような人は…成績も振るわないし、最後の最後の大事な場面で勝ちを逃すことが多い…よく天才とか才能とかという言葉を使うんですけれども、それは決して一瞬の閃きではなくて、毎日の積み重ねが自然にできること…どんなに酷い負け方をしても、翌朝には盤の前に自然と座れることが大事で、やけ酒を飲んで次の日を無駄にしてしまうような人は、やっぱりだんだん差をつけられていくんでしょうね。…「心想事成」という言葉が好きでよく揮毫させていただくんです。心に想うことは成るという意味ですが、そのためには平素からどれだけ本気で勝負に打ち込んできたかということが大切だと思います。真剣に、本気で打ち込んできた時間が長く、思いが強い人ほどよい結果を得ることができるし、そのための運も呼び寄せられるのではないでしょうか。“
克己復礼して日頃から当たり前のことに桁外れの情熱を持って取り組むことで、運が良くなっていく者だということですね。
自分に打ち克って、礼にかなった行動をする。人間は感情の生き物ですから、簡単なようで意外と難しいものです。
意識して自分を律していかないと「これぐらいで良いか」と自分を甘やかしてしまいがちになりますから、私はいつも皆さんに見られていると思って自分を律しています。
そうやって自分の大切な人が見ていると自分が思って、自分を客観的に見て、自分の行動を考えていくことで、結果的に自分のためにもなっていくのです。
礼とは、簡単に言えば、「相手のために行動する」ということで、挨拶・身だしなみ・服装・報連相など、全ては自分のために行うものではなく、相手のためにすることです。
仕事も相手のためにすることですから、仕事に真剣で取り組むことも礼のひとつと言えると思います。
伸びている会社は、社員全員が真剣に仕事に取り組んでいるもので、真剣にやっている人に、勝つにはそれ以上に真剣に取り組むしかありませんから、誰にも負けない取り組みとなるよう真剣に行動していきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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