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「先義後利−義を先んじて、利は後とする」

「先義後利−義を先んじて、利は後とする」

(玉置辰次 半兵衛麩第十一代当主・会長)

 

 

新品を下ろす時には、ほんまにいま、それを下ろさんとあかんのかをよぉく考えなさい。新品を下ろす時が『始まり』で、捨てる時が『終わり(末)』。だから『始末』と言うのや。この始末をしっかりするかせんかで、大きな違いが出てくる。「義」とは人としての正しい道をさします。商人においては、正しい商人の道、と解釈してよいでしょう。また『利』とは利益ではなく、強欲、名誉欲、出世欲といったことをさすのだと教わりました。ただし梅岩は「利益をあげない商人は商人にあらず」と述べ、商人は人さまのお役に立つことによって利益を得なさいと説いています。また、その根底として必要なのが「正直・勤勉・節約・貯蓄」の精神だと述べました。梅岩が「実践しない学問には何の価値もない」と強調したように、父も「学校の勉強も大事やけれど、わしが話すことをおまえはしっかり実践していかんとあかん。だから、正直に生きよということが分かったら、真っ直ぐ、正しい心で生きていくことが大切や」と常々話していました。

 

 

自分の欲が強すぎると、自分を優先してしまい誤った考えをしてしまいがちになり、最悪の場合は人を騙してまで自分を優先しようとしてしまいます。

仕事は相手の役に立つためにすることですから、自分の欲望を優先する誤った考えになると結局は失敗するのです。

人の役に立つことを考えて仕事をすることが必要で、相手に喜んでもらい、その結果、利益を得ることができる。

そのために必要なのが、「正直・勤勉・節約・貯蓄」の精神なのです。

正直であるからこそ、素直に行動することができ、勤勉であるからこそより良くなっていく。節約するからこそ人も物も大事にするし、貯蓄をしていくから心に余裕が出来るのです。

 

人によって違うとは思いますが、私の場合は自分の欲を優先し誤った考えをするときは、必ずと言っていいほど自分に余裕が無い時ですから、「貯蓄」というものが一番重要なのだと思います。

日々の積み重ねの中で自分を磨き、技術や知識など様々なものを貯蓄していくことで人は成長し、自信を持つと同時に未来を豊かにしていきます。

当たり間のことを全力で取り組み、自信を貯蓄し、いつでも余裕のある自分をつくっていきたいですね。

 

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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