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8.122025
「人を叱る三つのコツ」
「人を叱る三つのコツ」
(井村雅代 アーティスティックスイミング日本代表ヘッドコーチ)
“私の中では叱っているという意識は全くありません。下手だから下手、ダメだからダメ。本当のことを言っているだけなんです。そして本当のことを言ったら、私は必ず直す方法を言います。一つの方法だけでは直りませんから、今度はこうやってごらんと、どんどん次の直し方を言う。そして直ったと思ったら、「それでいいよ」とちゃんとOKを出すんです。…叱るコツをお教えするならば、叱る時はまず現行犯で叱ってください。いまのそれがダメなんだって言われたら、人間は反省します。…古いことを持ち出してはいけません。これをやられると、いまやったことへの反省が薄れてしまうんです。もう一つしてはいけないことは、しつこく叱ること。それは本人の自己満足で、…「もう分かったよ」って嫌気が差してくるんです。…叱る時は本気で…相手がどんなに小さなお子さんでも、自分に本気でぶつかってくれているからどうかは分かるんです。…叱るとは、いま自分の目の前にいるこの人は、絶対にこのままでは終わらないんだ。いまの状態よりも必ずよくなるんだと、その人の可能性を信じることなんです。“
「叱るコツ」は「現行犯で、古い事を持ち出さない、しつこく叱らない」そして、直し方を一緒に考えて取り組んであげることが大切なのだと思いました。
叱らなくて良ければそれが一番ですが、人間は不完全な生き物ですから叱られることが無くなるということは無いと思います。
本当に相手のことを想い、相手の可能性を信じて、相手の成長を願っているからこそ、人は本気で叱ることができるのです。
そして、本気で叱るからこそ、その場で指摘するだけでなく、どうなったら良いか、その為にどう取り組んで直すのかを一緒に考えていくことが大切なのです。
どうでもいい相手であれば、叱ることもなく、無視しておいた方がラクですから、「叱ってくれる」ということは力を使ってくれているということであり、想いがあるということですから有難いことなのだと思います。
叱られれば腹が立つこと、落ち込むことが多いですが、相手の想いを考え感謝の気持ちで叱られたことを素直に受け止め、素直に行動することが重要なのです。
叱ってくれる人は必ずあなたの成長を願っていますから、前向きに受け止めて行動の原動力としていきましょう。
折角のご縁で出会った仲間ですから、お互いの成長を願って、本気で指摘し合い、切磋琢磨していきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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