BLOG
9.52025
「ナンバー1とナンバー2の違い」
「ナンバー1とナンバー2の違い」
(古森重隆 富士フィルムホールディングス会長)
“何が当たるのか、読みに読んで決める。決めたらやる。経営者として、100の判断をしたら100間違えないつもりで私はやっています。絶対間違えないぞと。そのためにはいろいろ情報も必要ですが、それが全部揃うまで待っていては機を逸してしまう。不完全な情報から本質を見極めなければならないから確かに難しい。私も一つ、二つは間違えました。会社の存続に関わるような問題ではありませんでしたが、その程度で済んだのは、やはり100決めたら100間違えないという気魄と精魂を込めてやっているからです。…そういう姿勢で臨まなければなりません。間違えるのが人間だと言っているようでは経営者は務まらない。昔の侍なら間違えたら腹を切らなければならないわけで、それくらい決死の覚悟でやらなけければならないと思います。…組織のナンバー1とナンバー2の一番の違いは責任の重さです。ナンバー2も相応の責任は負っていますが、まだ竹刀の勝負だと思います。間違えてもまだ自分の後には社長がいる…しかしナンバー1が間違えたら会社が傾いてしまう。その差はとてつもなく大きい…いつもヒリヒリするような緊張感、恐怖感の中で真剣勝負をしているわけです。気魄も違いますよね。使命感も責任感も違う。“
みんな誰しも自分の人生の経営者であり、自分という人間の責任者ですから、ナンバー1でもナンバー2でも同じように責任感を持って行動することが大切だと思います。
確かにナンバー1がいる間は、最終責任はナンバー1が取ってくれます。しかし、だからと言って自分が責任をとらなくて良いわけではありません。
「責任をとって辞める」よくあるフレーズですが、辞めることは何も責任を取らずに逃げているので会って、大切なことは、二度と同じことが起こらないために自分が責任を持つことだと思います。
何をやるにしても問題は起こりますから、その問題を排除して結果に拘る。その積み重ねが自信をつくり、信用を積み重ね、信頼をつくっていくのです。
安全安心を提供し続ける。そのためには、絶対に事故を起こさないという覚悟と行動がとても重要になるのです。
自分の大切な物や大切な人が事故に遭い取り返しがつかなくなったとき、あなたは「仕方がないね」と言えますか?「頑張ったよね」って対価を支払えますか?
どんな仕事でもお客様がいて、どんな仕事にも命に係わるリスクというものは存在しますから、私たちの仕事だからではありません。
日々少しづつでも知識を学び、技術を磨き、人間性を高めていく。それが真剣に仕事に取り組むということです。
自分の判断、自分の行動に責任を持つ。自分が決めたことは必ずやり遂げる。責任感のある行動に拘っていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
==================================================
あなたの仕事を支えるビジネスパートナー
「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。
株式会社 テスコ
方喰 理将
E-mail: m.katabami@tesco-exp.co.jp
〒470-1141 愛知県豊明市阿野町惣作25番地の1
TEL 0562-74-1941 FAX 0562-74-1942
==================================================