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9.82025
「運は自分がこしらえるもの」
(宇野千代 作家)
“失恋しやしないか、失恋しやしないかと思っていると、失恋するんです。だから、面白いですよ。思い通りになるんですからね。だから、人生、いいように考えることが大事ですね。それがもうコツですね、人生の。人生を渡るコツです。私の弟が船乗りでしたが、一回でも舵をとるのをあやまって船を衝突させたことのある人はその船会社では二度と船の舵ををとらせなかったそうです。また衝突しやしないか、しやしないかと思ってると、また衝突するんですって。これは、ほんとに真理ですね。…運が悪いとこぼす人は、私、嫌いです。自分が運をこしらえるんだもんねぇ。自分が悪いから運が悪いの。前向きでいつも、自分は運がいい、運がいいと思うんですよ。思うことですね。結局、失恋も運が悪いのも自分がもと。どんなにね、人から見ても運が悪そうだとしても、ああ、私は運がいいなあ、なんて運がいいんだろうと思っているとね、運がよくなる。”
同じ境遇でも、運がいいと思える人と、運が悪いと思ってしまう人がいますから、自分の捉え方、考え方次第なのだと思います。
「運が良い」とは、「当たり前」だと思っていないということであり、「奇跡」のような「有難いこと」だと考えているということです。
「運は運が良い人が好き」と聞いたことがありますが、確かに運が良い人には次々と運が良いことが舞い込んでいるものです。
自分が運が良いと思っているから前向きな行動をし続け、運が近寄ってくるし、あたり前にあることであっても運が良いと感謝することで運びが良くなるのです。
「朝、目が覚める。」それだけで、運がいいと感謝できる人。そういう人は、その一日を大切にしますから充実したものにでき、「あ~また一日が始まる…。」そう思ってしまう人は、その一日を無駄にしてしまう可能性があるのです。
「失敗しないようにしよう」そう思っているときは「失敗するイメージ」を頭の中が持っているのですから、「成功するイメージ」に自分の頭の中を塗り替えましょう。
自分が「運が良い」と思わない限り、どんな良いことが合っても「運が良い」とは思えませんから、生きているだけで丸儲け」「死ぬこと以外はかすり傷」だと考え、「今日も運が良かった」と思って前向きに行動していきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。