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「“まだまだ”と“よし”」

「“まだまだ”と“よし”」

(堀澤祖門 三千院門跡門主)

 

 

私がよく師匠に言われたのは「絵を描くな」と。これは実際に絵を描くことじゃなくて、頭で物を考えるなということですな。おまえは私の弟子になったんだから何も考えるな、全部私に任せておけと。「はい」と言ったんだけど、一遍だけ絵を描いたことがある。せっかく比叡山の坊さんになったんだから、「比叡山で一番本格的な修行をしたいと思います。」と師匠に尋ねたわけ。そうしたら「実は十二年籠山行というのがある。伝教大師が始められた行だから、これが一番の根本だ。おまえ、やる気あるか」と私は師匠が選んだものなら何でも受け取ろうと思っていたから、「はい。分かりました」と言った。…70年近く行を続けてきたわけだけど、行そのものには終わりはない。ただね、終わりはないけれども、いつまでも「まだまだ」じゃダメ。不安感で覆われてしまうからね。それを断ち切るにはどこかで「よし」という気持ちを持たないといけない。「よし」ということは終わりじゃなくて、自分で納得して新たに進んでいくということ。進行形と、ゴールに既に着いているということは同時でも、自分で「よし」と手応えを感じるまでには5060年かかったな。80くらいになってやっと、人間とか仏教とかいろんなものが分かってきて、人生が楽しくなってきた。やっぱり高いところを求めているから、そう簡単に満足できません

 

 

どうせやるなら最高を目指す。頑張っても頑張ってもなかなか満足のいく結果を得られることは無いかもしれませんが、現状を認めつつ頑張り続けることが大切だということだと思います。

「よし」というのは、自分へのご褒美。そして、ご褒美を頂いたのだから「まだまだ」と更に上を目指す。そうやって人生を豊かにしていくのです。

頑張ったことでも評価される無いこともあるからこそ、頑張ったらたまには「よし」と自分を認めてあげることが、次へのエネルギーになるのです。

そして、現状を認めたうえで、「まだまだ」と自分の可能性を信じて次へ進んでいきたいものです。

 

頑張ったら必ず何かしらの結果が出ているハズですから、その結果が良くも悪くも頑張ったことは認めていきたいものですね。

もちろん、資本主義の世の中では結果が大事ですから、「まだまだ」と良い結果を出すためにさらに頑張っていくことが重要です。

頑張って具体的に行動し、行動の積み重ねを行っていけば、必ずより良い結果を出すことが出来るようになります。

小さくても良い結果が出たら「よし」と自分の頑張りを認めつつ、「まだまだ」自分は出来ると自分の可能性を信じて成長していきたいですね。

 

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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