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「働くとは、人にサービスをすること」

「働くとは、人にサービスをすること」

(水戸岡鋭治 工業デザイナー)

 

 

福沢諭吉も述べているように、哲学と歴史学と経済学の3つが上手くバランスを取れていないと、いいものができないよと。いくら知識がたくさんあっても、それを使えなければ意味がない。そういったことを実践する場として、仕事というものがあるんだと思うんです。私は理想を言い続けてきて、青くさいなどと随分言われてきたんですが、でも理想を言わずに他に言うことなんか何もない。実際にそれを追求することが、最終的に一番いい結果を生む可能性が高いことを、25年間この仕事をやってきて感じますね。働くとは即ち人にサービスをすることだと思うんですね。人のことを考えられるのは能力が高いということであり、幸福になれる基本ではないかと。来客の予定があると「こういう人でこのくらいの年齢だ」とだけ話してお弁当を買いに行かせます。お客様のことを考え、いかによい弁当を買うことができるか。それができない者によいデザインはできません。新人の時にお茶出しをやったり、弁当を買いに行ったりしたことが、後でどれほど役に立つか。棚から食器を出して、どれをどう使うか考えているだけでもセンスを磨ける。つまりデザインセンスはテーブルの上だけでほとんど磨けるんですね。

 

 

「働く」とは、「傍を楽にすること」ですから、自分が手間をかけることでみんなの手間を省き、喜んでもらうことが仕事であり、そのサービスをより良くするために今までの経緯を知り、現在の環境を把握し、自分の考え方をより良くしていくことが大切なのだと思います。

仕事で行うことには全て意味があり、無駄なことなど一つもなく、自分の目的意識ひとつで大きく成果が変わるのです。

ただ単にやらされ感でやっつけ仕事をしても誰も喜びませんから、自分がかけた労力すら無駄にしてしまいます。

目の前に任されたやるべきことに自分が目的意識を持って、前向きに考え、相手のために拘って仕事をしていくことで、みんなのためになるのです。

 

「サービスする」とは、「手間を代わりにかける」ことですから、手間を省いていたら良いサービスを提供することはできないのです。

たかがお茶出し、されどお茶出し、サービスを提供する相手のことを考えた日々の小さな拘りが大切なのです。

「そこまでしなくても大丈夫」にひと手間かけて、「そこまでしてくれてありがとう」と感じてもらう。この小さな感動を日々積み重ねていくことで、信用と信頼が積み重なり、同時に安全安心を提供することができます。

自分の安全意識を高め、みんなに喜んでもらえる仕事をして、自分の価値を高めていきたいですね。

 

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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