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「男は十年だ」

「男は十年だ」

(北方謙三 作家)

 

 

体験というのは、…10%ぐらいの核にはなっているその体験に、いろんな願望や想像力が加わって小説になっていく私の20代の10年間というのは、肉体労働をしながらひたすら小説を書き続けたわけですが、その間のボツ原稿がどのくらいあるかというと、400字詰めの原稿用紙を積み上げて、背丈を越えます。あの10年間はいったい何だったのかとよく考えるんです。そしてあれは青春だったと思います。青春というのは意味のあることを成し遂げることじゃないんです。どれだけ馬鹿になれたか。それだけ純粋で一途になれたか。それがあの背丈を越えるボツ原稿だとしたら、捨てたもんじゃない… 10年間馬鹿になって突っ走った。転がっては突っ走り、転がっては突っ走り、それの集積が背丈を越えるボツ原稿の山。これはなかなかのものだと思うんですよ。やってる最中はとんでもなかったですけど。途中で書くのをやめようとは思わなかったんです。きっと私は小説の神様から、小説を書けと言われてこの世に生を受けたんだと信じるしかないんですね。…10年同じ場所で頑張っていると、見えるものは見えてくるし、できることはできるようになると。その時は、何言ってやがるんだと思いましたけど。

 

 

自分がやると決めたことに自分が夢中になってやり続ける。自分の可能性を信じてコツコツと積み重ねることが大切なのだと思います。

背丈を越えるボツ原稿の山。これを無駄と捉えるか、自分の汗と涙の実績であり、これがあったから今があると思えるかどうかで人生は変わると思います。

馬鹿になって真剣に取り組み続けて、十年経ってやっと花が開く。今、世の中で成功している人の多く、いや、ほとんどの人がやってきたことです。

自分から興味を持って知ろうとしなければ知ることはありませんが、誰も簡単に成功している人などいないのです。

 

バカみたいに真剣になって取り組むのはカッコ悪いと思う人も多いかもしれませんが、ドラマでも何でも感動するものはバカみたいに真剣に取り組んだときです。

真剣に取り組めば取り組むほど充実し、真剣に取り組めば取り組むほど小さな事でも楽しく、成果を得た時には感動することができます。

いくつになっても馬鹿になって真剣に取り組むことができる。そんな生き方ができるって本当に素晴らしいことだし、私はしたいと思います。

自分の今、この瞬間を大切にするということでもありますから、今この瞬間を真剣に取り組んでいきたいですね。

 

 

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

 

 

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