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「怒りは敵と思え」

「怒りは敵と思え」

(徳川家康 15421616 江戸幕府初代将軍)

 

 

この言葉は『怒り(いかり)』は自分の身を滅ぼすものであるからこれ(怒り)を慎むべきだという意味です。

 

怒りの感情を抑えることができなければ、怒りに支配されて自分自身が暴走してしまいます。

怒りの感情を爆発させても、事態が改善することはありません。

人間関係にまでヒビが入って後悔や空しさだけが残ります。

 

今まで怒ることで目的達成ができてしまっていた人は、怒ればなんとかなると思っていないでしょうか?

怒ることで自分の気持ちが伝わるかといえば伝わりません。

相手は納得していませんので、反発されるか、頭に何も入らないかのどちらかになってしまいます。

そうなると当然、負のスパイラルに突入します。

怒りの感情に気づいたら、自分の感情を認め、物事の見方や考え方を少しだけ変えていくことが大切です。

 

アドラーの心理学で怒りは、怒るには目的がある。

怒りという感情は目的達成のために作り出されるという考えを説いています。

自分がなぜ怒りを感じたか考えることが重要なポイントです。

・他人が自分の思い通りに動いてもらいたい

・心配のあまり怒っている

・自分のストレスを解放したい

・自分の主張を通したい

・落胆を怒りのかたちで表明している

・自分に不利な状況を変えたい

・不安をかくしている

・悲しい気持ちをわかってほしい

など、怒り以外にある本当の気持ちに気づくことが大切です。

怒るという行為を選択した原因を見つけることで、冷静に対処する方法がとれるようになります。

 

そして、多くの場合、自分自身は正しいのに、相手(他人)が悪い、相手だけに責任があると思うから「怒り」という感情が湧いてくるのです。

怒りの感情に流され、その相手を嫌ってしまうことで、相手も自分のことを嫌うことになってしまいます。

それはすなわち、敵を作ってしまうのと同じことなのです。

 

自分だけを正当化し怒りに流されてしまえば、敵を作り結果的に自分を滅ぼしてしまいます。

怒りの感情は可能な限りこらえ、怒りにまかせず正しい判断をすることが大事なのです。

 

ただし、怒らないことがただひとつの正解ではありません。

「怒るべきこと」と「怒らないほうがよいこと」の線引きが必要です。

自分の身に降りかかる災難や被害から身を守るための怒りは必要です。

自分の主義主張があるときは、怒りを真剣に伝えなければなりません。

 

怒る時にも「なぜ」、「何のために」など目的が重要なのです。

目的や理由によって怒り方も変わってきます。

だって、大切なのは自分の気持ちや考えを伝えることですから。

 

自分の為に怒り狂うのは身を滅ぼします。

仲間の為に怒るのは豊かな人間関係を創ります。

 

今日もみんなの為に感情表現を豊かにする一日にしていきましょう。

 

 

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