「人生の根本問題」

（国民教育の師父森信三）

国民教育の師父である森さんはこう言っています。

『われわれにとって一番大事な点は、われわれ人間が本当に「生きる」ということであり、さらにはお互い一人びとりが真に生きるということであります。宗教というものの根本も、結局は「われいかに生きるべきか」という人生の根本問題にほかならないのであります。』

私なりに言い換えるならば、『私たち人間にとって一番大事なのはそれぞれが真剣に生きることであり、更にはみんながお互いに真剣に生きることである。宗教というものも「自分がどう生きると良いのか」ということを教えているのです。』といったところでしょうか。

真剣に生きるということは疲れます。

しかし、疲れるからやり切ったときの充実感が大きくなるのです。

真剣にやり切れば、必ず何かが獲られます。

ここで、「何を獲られるの？」と思う人は真剣にやり切れたことが無い人です。

先ずは真剣にやってみれば良いと思います。

「真剣にやってみる」とは自分も周りもみんなに「すごく頑張ったね」と言ってもらえるように取り組めたかどうかだと思います。

真剣にやらない人はみな「○○だったら真剣にやります。」と言います。

やらない理由を他人のせいにするのです。

これでは一向に人生はより良くなりません。

いつまでたっても人生は豊かになっていかないのです。

今、目の前のことに真剣に、本気で取り組む。

この積み重ねが、人生をより良くし、結果、豊かな人生にしていくのです。

今日も目の前のお客様のために、一所懸命に仕事をしていきましょう。

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