「ライト兄弟が人類初の空中飛行をできた理由」

（原俊郎航空ジャーナリスト）

“全く何もないゼロからすべてを自分で構築していく。それは志と呼んでいいだろう。そういう志の局面に立った時、人は無茶苦茶に突き進むのではなく、逆に理性的になり、論理的になり、計画的になるのかもしれない。ライト兄弟がまさにそうだった。これはライト兄弟の変化である。その意味で、変化とは志を抱くことである、と言い換えていいのかもしれない。そして、変化は必然的に成長を促さずにはおかない。それが人類初の空中飛行という成功をもたらしたものなのである。“

ライト兄弟が最初に手掛けたのは印刷業で、それを軌道に乗せて人に任せ、当時、流行り始めた自転車に没頭し、オリジナルブランドの自転車を製造・販売して事業を成功させ、その資金で飛行機に乗り出したのだそうです。

興味本位で「やりたい」と思ったことを次々に始めていくが、それぞれの取り組みで成果を出していることが重要で、そうすることで、本当にやりたいことが見つかったとき、今までの経験をフル活用して実現することができるのだと思います。

中途半端が増えていてもそれに使い道はありません。

中途半端で終わらせず、始めたからには成果にするところまでは全力でやり切ることで、人生を豊かにしていくことができるのです。

「やる」と決めたことをやり切って、今までできなかったことを出来るようにしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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