「自分が社長ならどうするか」

（渡邊直人王将フードサービス社長）

“コーヒーを頂戴と言ってコーヒーが出てくるよりも、何も言わないのにコーヒーが出てきて、ちょうどいい音頭であったら嬉しいですよね。そうそう、こんなのが欲しかったんだと相手に言わせることがホスピタリティで、サービス業に携わる我われの仕事なんですが、私はそれを上司に対してもやったわけです。自分の立場で考えてみても、必要だなと思った資料が先に用意されていて、しかも大事なところに線を引いてくれているような部下がいたら、本当にありがたいじゃないですか。“

お客様や上司が何を求めているか、絶えず考えながら仕事をすることが大切だということで、何でも言われたら即対応することが出来たら相手に感動してもらうことが出来ますね。

そうやって感動してもらうためには、言われてからでは間に合わないので、前もって考え「そろそろ来るぞ」と思ったらいくつか準備しておくことが重要だと思います。

これが出来たらお客様は皆さんのファンになりますから、みなさんの望むものも手に入ると思います。

社内で言えば、上司が言わなくてもできるようになれば、上司をすることができるようになるということで、こうやって強い組織が育てられていくのだと思います。

最初は「自分なり」かもしれませんが、相手が何を求めているのかを真剣に考え行動しながら、その結果を真摯に受け止め、素直に改善していけば必ずより良くなっていきます。

今日も自分をより良く改善するために全力を尽くすということが、仕事を頑張ったということだと思います。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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