「できないをできるに変えていくために」

（岩倉真紀子京都明徳高校ダンス部顧問）

“やらされている意識ではなく、自分たちが自主的にどうしたらいいかを考えて練習する。そういうスタイルを追求しています。…私が叱るポイントは一つで、やれるのにやらない、できる力があるのに出し損ねていると感じる時です。…もちろんよかったら素直に褒めますし、ダメならダメって叱ります。そこで変に妥協したり嘘をつきたくないんですよね。つくり笑顔とかやらされている顔じゃなくて、本当に心の底から笑って楽しんでダンスを表現した時に、やっぱり勝てる。私の中でもこのチームならいけるという自信が出てくるんですね。“

自分ができないと思ったら、その時点で100％できなくなりますから、自分なら出来ると自分の可能性を信じて全力で取り組むことが大切だと思います。

ほとんどの場合、できないのではなく、今はできないだけなのです。

できない理由はいくらでも出てきますから、それを言っていても前には進みません。

現状からどうしたらできるのかだけを考え、答えを出して試してみることの繰り返しを続けることで、いつしかできなかったことができるようになるのです。

今、できないから夢や目標なのであり、それを叶えていくから人生は豊かになっていくのだと思います。

「もっとこうしたほうがいい」「こっちのほうが格好よく見える」などとちょっとした工夫を重ねて、より良くしていくことで達成に近づいていきます。

やり続けていくうちに近づいている実感が得られ、本物の自信も得ることが出来ます。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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