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「法隆寺の鬼の教え」

「法隆寺の鬼の教え」
(小川三夫 鵤工舎舎主)

“素直に素直に触れていないとな。見て真似するんだったら素直な気持ちでなくちゃ真似できませんからね。批判の目があったら学べません。うちの弟子なんかでも、素直じゃないと本当の技術が入っていかないですね。ちょっと知識があったとか中途半端な勉強をしてきてると素直に聞けねえから、往々にして間違いが起こる。…知識があっても素直に物に触れることができる子は立派ですよ。でも、なかなかいないな。いまは学校でも時間がないから深く教えないでしょ。ちょっとした知識だけ持たせて世の中に出してしまう。だから、素直に物に触れることができない子が多いんですよね。”

学ぶために一番大切なことは、「素直さ」だということで、どんな理由があったとしても「素直に」だから「鬼の教え」なのだと思います。
上手にできることも、それが続いていることも理由があるのですから、それを素直に真似ることが自分を早く成長させる一番の方法です。
素直さが必要なのはわかっていても、素直になれない。行動できないことが多いと思います。
それは自分のプライドや経験。すなわち、自分が過去から現在に培ってきたことや大事にしてきたことが、時に素直さの邪魔になってしまうのです。

自分の過去の経験、そこで生まれたプライドは時に自分の可能性やチャンスを狭めてしまうものになることを自覚する謙虚な姿勢を持つことがまずは大切なのです。
よく叱られる人は駄目な人と思われがちですが、それは出来が悪い、能力が無いのではなく、素直さが足りない(行動が足りない)からだと思います。
「こうしなさい」「こうした方が良いよ」と言われたことを、素直に実行する。できるまでやり続けること。それも期日までに出来るようにする努力が大切なのです。
自分の最高の未来へ向けて、謙虚さと素直さの鬼になっていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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