BLOG
6.242025
「兄・小林秀雄から学んだこと」
「兄・小林秀雄から学んだこと」
(高見澤 潤子 劇作家)
“「なにももの知りにならなくてもいい」と言って…人間は生きていくためにはもちろん学問、知識は必要である。しかし、物事をよく判断し、よく処理す心の動き、賢さというようなもの、生きていく知恵は、それ以上に大切であることを、兄は言うのである。…兄は理論よりも行動を重視し…知ることは行うことだ、と兄は言って…「実行という行為には、いつでも理論より豊かな何かが含まれている。現実を重んじる人というよりは、現実性を敬う心がある」というようなことも言っていた。…私たちはあまりにも観念的になり、抽象的になり理論的になっている。理屈ばかり言って、実行しない者は多い。現実を大切にしないからである。実行するのは難しいことなのだが、具体的にものを言うよりも、抽象的に言った方が深みがあるように思っているからである。しかし目の前に現れている現実、具体のほうが大事なのである。“
知行合一(ちこうごういつ)が大切であり、何事も具体的に考えて行動していくことが大切だということですね。
行動することで見えるものがある。行動することで次につながることがある。行動することで可能性をひろげることができる。行動することでしか未来につながっていかないのです。
知識は多い方が良いが、知識を活用する知恵が無ければ意味がなく、行動しなければ知識も知恵も活かすことが出来ません。
どれだけ素晴らしい考えであっても、現実にできなければ夢物語でしかありません。どれだけ思い悩んでも、何も実行しなければ何も変わらないのです。
人間は理性よりも感性が強い生き物ですから、ついつい「わかっているけど・・・」とラクな方へ流されがちになりますが、いつまでも流されてばかりでは、本当に自分が得たいものを得ることが出来ないばかりか一向に豊かになっていかないのです。
抽象的であればあるほど感性に流され、具体的にすればするほど流されなくなり、確実性が高まると同時に自分の自信となっていきます。
自信を持って今を生き、確実に豊かな未来を創るために、知行合一していきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
==================================================
あなたの仕事を支えるビジネスパートナー
「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。
株式会社 テスコ
方喰 理将
E-mail: m.katabami@tesco-exp.co.jp
〒470-1141 愛知県豊明市阿野町惣作25番地の1
TEL 0562-74-1941 FAX 0562-74-1942
==================================================