「コツはただ、コツコツコツコツやることだ」

（笹戸千津子彫刻家）

“作品に向かう先生の姿勢は大変厳しく、道具や年度を粗末に扱うと厳しく叱責されました。また、彫刻に男も女もない。男に手伝ってもらおうと思った瞬間から負けが始まる、と女性にも一切甘えは許されませんでした。若い頃は「こんなみっともない作品を僕のアトリエに置いてもらったら困る」と完成間近の作品を壊すよう命じられ、涙に暮れた体験は数え切れません。けれども先生は、一度制作の場を離れると実に温かい思いやりを示してくださいました。…イギリスに彫刻家のヘンリー・ムーアを訪れた時、既に晩年で病床にあったムーアが、きちんとネクタイを締めて対応してくれた姿勢に感銘を受け、「隣人へのいたわりや優しさのない人間が創る芸術は、すべて嘘と言ってもいい」と繰り返されていました。…学生時代に師事した朝倉文夫先生から「一日土をいじらざれば一日の退歩」と教えられた佐藤先生は…生涯水平飛行を願った先生ですが、それは極めて辛いことだともおっしゃっていました。…生涯休むことなく活動を続けられました。“

当たり前のことを当たり前にやり続けることでしか大きな成果を掴み取ることはできないので、当たり前のことを桁外れの情熱でやり切ることが大切だということだと思います。

日々色々なことが起こりますから、当たり前のことを当たり前にやり続けるということは、とても大変なことだと思います。

だからこそ、当たり前のことを当たり前にやり切る。コツコツやり続けるためには、桁外れの情熱を自分が注ぐことが重要なのです。

出来ない理由なんていくらでも出来ますから、やると決めたこと、約束したことに拘っていかなければ信用も信頼も積み重なることは無いのです。

自分との約束。周りとの約束。それをどうやって守るか・・・どうやったら守り切れるかだけを考え、全力で行動するから人は感動することができ、成長していくのです。

約束を守り信用を積み重ね信頼をえる。そのコツはまさにコツコツコツコツやることしかありません。

日々、謙虚な姿勢で自分にできる最大限の行動をし、周りに対し、遠慮はせず、配慮を大切に行動していくこと。それを桁外れの情熱でやり切るしかないのです。

約束を守ることで人間性を高め、みんなに喜んでもらえる自分に成長していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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