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10.32025
「不可能を可能に変える経営哲学」
「不可能を可能に変える経営哲学」
(鈴木敏文 セブン&アイ・HLDGS名誉顧問)
“この案には相当反対がありましたね。…誰も賛成しない。日本では絶対無理だと。だけどそれらをよく聞くと、過去の経験に基づいた反対論ばかりで、未来の可能性は過去の論理では否定できないだろうと生意気にも思ったんです。で、私があんまりしつこく言うもんですから、伊藤社長も「それじゃあ実験的にやってみたら」と応じてくれたのがきっかけです。… まずはノウハウを取得しないことには始まらないので、アメリカの運営元…と交渉に当たりましたが、非常に難儀しました。…自分たちの利益や言い分を前面に押し出すのではなく、相手の立場で考え、相手のメリットを説くようにしたことで…合意に至りました。…私のモットーは「変化対応」。変化は当然起こるから、あらゆる変化に…いかに対応するかを考えていくことが大事…変化の激しいこの時代に過去の成功事例に縋りついていたら失敗が多くなる。ですから過去を捨てろと言いたいですね。世の中が変化している時、常識という過去の経験の蓄積に囚われることほど怖いものはありません。私がこれまで既存の常識を覆す数々の挑戦を行い、不可能を可能にすることができたのは、常にお客さんの立場で考え、何が本質的なのかを見抜いて物事を単純明快に発想し、やるべきことを一つひとつ解決してきたからでした。“
不可能を可能に変えるためには、今までの常識で考えるのではなく、事実を元にシンプルに考え行動を積み重ねることが大切だということです。
今までの常識で考え行動しているから不可能であり、難しいのですから、自分から思い切って常識を変えることが必要なのです。
不可能なことにも理由がありますから、なぜ不可能なのか考えることが第一歩で、細かく具体的にすることで、なぜ不可能なのかが明確になります。
理由が明確になれば、何を改善すれば可能になるかがわかるということですから、ひとつひとつ改善していけば今まで出来なかったことができるようになるのです。
大きな不可能を可能にしようとすればするほど、細分化したときにたくさんの課題がありますから、改善するのに時間はかかります。
AIの普及で、自分一人で考える必要も、調べたり考えたりする時間も短縮することができるようになってきています。
不可能を可能に変えるということは、出来なかったことが出来るようになるということですから、まさに成長するということです。
今までの常識で考えるのではなく、今までの常識を考え、より良い常識に変え、出来なかったことが出来るようになっていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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