BLOG
12.112025
「結果のコミュニケーション」
「結果のコミュニケーション」
(田村潤 キリンビール元副社長)
“高知支点は全国最下位クラスで、暗い雰囲気なのかと思いきや、意外と明るいんです。その理由はすぐに分かりました。みんな人のせいにしているんですよ。…本社の指示通りにやって売り上げが上がらないのは本社が悪い。自分のせいじゃない。負けても平気。誰かが何としかしてくれる。そういう典型的な大企業病、負け癖のついた集団になってしまっていました。…また、当時の高知支店には決めたことをちゃんとやり切る文化がありませんでした。この文化だけはせめて作らないと、組織にならないと思い、営業マンが自発的に目標を定め、それを現場のリーダーとの間で合意し、その結果をしっかり検証する「結果のコミュニケーション」を開始しました。上から与えられたノルマではなく、自分で考えて自分で約束した主体的な目標、ということがポイントです。そして、その結果について月ごとにリーダーと営業マンが「なぜ実行できなかったのか」「どうすればよいのか」という問答をお互いに納得するまで徹底して突き詰めていきました。“
自分の行動の結果を他人のせいにしていても何も変わりませんから、自分に求められた成果に拘り自分の行動を反省することが社会人として大切なことだと思います。
「教えてもらっていないから」「わからないから」「自分は頑張ったから」などと自分は悪くないと言っていたら、自分の評価が高まることはありません。
「仕事をしてお金を稼ぐ」という目的が皆さんあるはずですから、その目的を達成するためには自分に与えられた役割で成果を上げ、みんなに喜んでもらうことが必要ですよね。
また、自分がやると決めたことを必ずやり切る。日本人は約束を守れなかったら切腹していたのですから、日本人としての基礎であり、社会人として大切なことだと思います。
自分の給料は自分の時間を会社で過ごしたからではなく、お客様の役に立ち喜んでくださったからいただける対価なのですから、結果に拘ることが重要なのです。
今よりもお客様に役に立ち、喜んでもらえるにはどうしたら良いかを真剣に考える事がスタートです。
数値目標を決め、それを達成させるための行動目標・計画を決めて実行していく。そのPDCAサイクルを回すことで、自分自身が成長し、自分の付加価値を高めていくのです。
結果に拘り、必ずやり切る習慣で、信用を積み重ね、信頼を得ていきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
==================================================
あなたの仕事を支えるビジネスパートナー
「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。
株式会社 テスコ
方喰 理将
E-mail: m.katabami@tesco-exp.co.jp
〒470-1141 愛知県豊明市阿野町惣作25番地の1
TEL 0562-74-1941 FAX 0562-74-1942
==================================================








