「公私混同が組織を強くする」

（平尾誠二神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー）

“強いチームというのは、指示された通りに動くだけではなく、各々がイマジネーションというのを膨らませて、それぞれの状況に応じて何をすれば良いかを考え出すチームです。…「公私混同は大いにしなさい」と言うんです。これは、一般的な意味での公私混同ではなく、公のことを自分のことのように考えるという意味です。個人がチームのことを自分のことのように考えなければ、チームはよくならない。…一軍の選手から控えの人間まで…「俺はチームに何ができるか」ということをいつも一所懸命考えている。その原点は何かというと自発性にあるんですね。…これは自分の中から持ち上がってくる力ですから、命令形ではたかめられない。“

チームのことを自分のこととして考えなければチームは強くならない。チームが強くならなければ、それぞれの目的も達成できないのです。

公私混同というと言葉が悪いですが、会社も社員みんなが自分の会社という意識を持てば、とても強くなります。

ひとりひとりが会社のことを自分のこととして真剣に考え、全力で行動することが皆さんの能力を最大化し、みなさんの欲しいものを手に入れる最短ルートだと思います。

楽して手に入るものなどありませんから、目の前のことが最短ルートだと信じて全力を尽くさなければ、いつまで経っても手に入れられないのです。

「金銭的に楽な生活をしたい」と思っているのであれば、収入を上げるか支出を抑えるかの二択しかありません。

「収入を上げたい」このためには、会社の収入が増える必要がありますから、会社の収入が増えるように一人一人が真剣に考え、行動することが必要です。

ひとりで10増やそうとするのは大変ですが、ひとりが1増やすことはそんなに難しいことではないと思いますから、みんなが日々、収入を1増やし支出を1減らす。この努力をしたら、ものすごい大きな成果となります。

お互いに思いやり、助け合い、高め合う、豊かな人間関係を築いていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

==================================================

あなたの仕事を支えるビジネスパートナー

　　「縁の下の力持ち」そう言われることが私たちの誇りです。