「プロは絶対にミスをしてはいけない」

（王貞治福岡SBフォークス球団会長）

“よく「人間だからミスはするもんだよ」と言う人がいますが、初めからそう思ってやる人は、必ずミスをするんです。…基本的にプロというのは、ミスをしてはいけないんですよ。プロは自分のことを、人間だなんて思っちゃいけないんです。百回やっても、千回やっても絶対俺はちゃんとできる、という強い気持ちを持って臨んで、初めてプロと言えるんです。…真剣で斬り合いの勝負をしていた昔の武士が「時にはミスもある」なんて思っていたら、自らの命に関わってしまう。だから彼らは、絶対にそういう思いは持っていなかったはずです。時代は違えど、命懸けの勝負をしているかどうかですよ。“

「思考は現実化する」と言いますから、絶対にミスをしない。絶対に事故を起こさないという高い意識を持って臨むことが大切だと思います。

「人間だから間違いはあるもの」だからこそ間違いをしないように何重もの手間をかけ、絶対に間違えないようにしておく。それがプロというものだと思います。

事故はゼロにはならないと言う人がいますが、事故はヒューマンエラーで起きるものですから、みんなの高い意識があれば事故は絶対に無くせます。

「物を運ぶ」という作業でお金をいただいているのですから、無事に届けることがプロとしての第一歩です。

自分の大切な人の命を奪われたとき、自分の大切な物をこわされたときのことを想像すれば、事故はあってはならないものだと皆さん思うハズです。

「ああだから仕方がない」「こうだから仕方がない」と言い訳するのではなく、起こった不具合に対し、なぜ起きたのかをしっかりと検証し、改善策を講じることがプロとしての責任です。

仕事は作業+創意工夫ですから、正かつ迅速で親切な作業をし、みんなを感動させる仕事をしていきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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