「能力を高める秘訣」

（鈴木鎮一才能教育研究会会長）

“まず大切なのはやってみることです。生命は行動する者にのみその力を発揮するんです。どんな能力だって、実行を怠る者には備わらない。生まれつき素質がない、などとよくいいますが、そんなことはありません。育てられた姿を見て、それを生まれつきだとする考え方をやめなければならない。狼の習性を身につけてしまうのも人間なんです。…最も大切なことはいかに育てるか、ということです。才能はあるものではなくて、創るものですからね。下手な努力をすれば下手な才能が育つし、優れた才能を示した人たちはそれだけ正しい努力を積み重ねた人たちだということです。…優れた才能をつくるために最も大切なことは、何度は繰り返してやる、ということです。身につくまで何度でも、繰り返してやる。子供が日本語をしゃべれるようになるのは、毎日毎日の繰り返しでしょう。どんな能力でもそれと同じで、やさしく感じるようになるまで、何度でもやる。それが能力を高める秘訣です。“

正しい努力の積み重ねが能力を高め、人間の中で眠っている優れた才能を開花させる方法だということですね。

できるかできないかもやってみないことにはわかりませんし、何度もやることでしか上手くできることはありません。

自分になら出来る。そう信じて出来るまで努力を積み重ねることで、自分の能力を高め、才能を開花させてくれるのです。

簡単にできることなら大した価値ではなく、簡単に出来ないからこそ価値が高まり、大切にするものですから、簡単にできないことほど自分にとって価値のあることなのだと思います。

自分の可能性を信じて、苦手なことにこそ挑戦していくと良いのではないかと思います。

能力を高めるということは、自分の価値を高め、みんなに喜んでもらえる自分をつくり、自分の未来を豊かにするということです。

一通りできるようになると次に行こうとしてしまいますが、上手くできるようになるためには出来るようになってからの反復が大切なのです。

初心に返って細部に拘り精度を上げていく。細部に拘っていくことで、日々が充実し自信を持つことも出来るようになります。

日々の小さな成長を感じつつ、自信を持って安全安心を提供していきたいですね。

今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。

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